聴覚フィードバックについて

    2012.11.27 23:45|Klavier
     一年前のログを見たら、ギーゼキングの練習法について書いていました。その中で、次の文章を引用してありました。

    わたしは確信しているが、技量がこれほど安定したものになるには、何時間も指の練習をすればそれでいい、というものではない。〔中略〕そうではなくて、ただひたすら耳を制御の道具たらしめるべく鍛えて、練習の際のどんなにわずかな不均質も、過失も、たちまち気づくことのできるようにすることこそ、肝要なのである。耳こそが音楽をする場合の最重要の器官である。そして指によってではなく、頭のなかで、技術的能力は陶冶されるべきなのである。(ギーゼキング著『ピアノとともに』白水社、164ページ)


     自分の出している音をよく聴いて、それを自分のプレイにフィードパックさせることは、もちろん不可欠でしょう。ただし、それは奏法とそれを支えるテクニックがかなり確立している人の話かもしれません。
     不均質や過失を認識したとしても、初級段階では、それを奏法的・テクニック的にどうやれば解消できるのかが、不明でしょう。
     「センスや感性でピアノが弾けるようになるわけではなく、ピアノの(妥当な)弾き方というのは厳然としてあるのだな」と実感する今日この頃です。
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    諸パン

    Author:諸パン
     2011年初夏生まれの三毛猫マズルカ♀
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    体重 4.3 kg ('16.07.14)
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