モーツァルトでテクニックは完成する

    2015.02.18 15:26|Klavier
     『ピアニストが語る!』の113ページからヴィルサラーゼの言葉を引用。

     (あなたのテクニックはすべてモーツァルトの作品で培ったということですが、本当ですか?)
     本当ですよ! 私の祖母はモーツァルトのソナタで私にテクニックを教えました。モーツァルトのソナタを勉強し終わったとき、私のピアノ技巧の練習も終わりました


     日本のピアノ教育では、モーツァルトは軽く見られているのでは? もっと上級曲への準備段階、みたいな。
     ワイセンベルクをはじめ、何人かのピアニストが言っているけど、根底から鍵盤楽器というものをわかっていたのは、モーツァルト。そして、バッハです。(ベートーベン、シューベルトは、その作曲は偉大でも、ピアノという楽器になじみきれないところがあったそうです。)

     (それは珍しいですね。モーツァルトの作品はあまり技巧的ではないと思うのですが。例えばショパンの三度のエチュード作品25の6など、どのように習得したのでしょうか?)
     私はテクニックのための練習をしたことはありません。私の頭にあるのはいつも音楽だけです。(中略)もしも右手の三度をうまく弾こうとばかり思っていたら、絶対にこの曲をうまく弾くことはできません。この作品の情感の表現を考え、左手の音楽を心をこめて磨き上げていけば、右手の三度も自然とうまく弾けるようになるはずです。

     「ハノンやツェルニーで手と指が動くようにしてから、音楽を作って行こう」という方針では、うまくいかないよ、ということでしょうね。

     ↓5:00から幻想曲ハ短調K457、17:05からソナタハ短調K457
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    Author:諸パン
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