スピノザさん

    2016.10.12 13:47|未分類
     なんか、ここも間隔があいてしまって、、、。
     別に忙しいわけでもないんですが、それでも生活には<流れ>というものがあり、ブログを書くと、その流れを止めてしまうようにも感じていました。(逆に、以前はブログを書くことで流れを促進していたのでしょう。)
     そんなこんなで、ボチボチ書いていこうと思いますが、最近浸っているのが、スピノザさん。17世紀の人で『エチカ』などを遺しました。キリスト教徒が聖書を手元に置いていつでも読めるようにしているのと同等に、ぼくはこの『エチカ』にひたっています。
     もちろん、スピノザの思想の本質が何か、なんてことはわかりませんが、かなりの不思議な世界観です。エチカを読んでいると、物や世間への見方が大きく変わってきました。
     一つ例を挙げると、成功と失敗の対比であまりものを考えなくなりました。計画どおりうまく行けば成功、それ以外はみじめでぶざまな失敗、、、現代を生きているとどうしてもそういう発想にならないでしょうか。でも、実生活の中で起こる取るに足らないような失敗(家具の角に足の小指をぶつけて痛めた、とか)でも、過去からの膨大な蓄積があって起こったことであり、また、世界とありとあらゆる形で繋がっているーーースピノザ的には、そういうことになります。
     成功と失敗だとか、いづれにせよ底の浅い評価基準に自分をさらして生きるのはやめよう。外面的にはどうあろうと、自分が現に生きている道筋こそが貴重であり王道なのだ、と思います。
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    スピノザは今でも激しく異端

    2016.10.25 17:39|未分類
     世界のあちこちで起こるテロを含め、今の人類がこんな状態であるのも、遠因を探ると、キリスト教やイスラム教に代表される一神教がわるいのかも、と、今年の初め頃は思っていた。
     一神教といえば、スピノザの哲学もまぎれもなく一神教なのだ。ただし、キリスト教などの一神教とは大きく異なっている。
     スピノザの神は、人間を試したり、操ったりはしない。神でありながら、(ひたすら自己の必然性にそって生きるだけで、)自由意志は持たない→驚くべきことだ。
     神は神で勝手に生きていくだけ。だから、われわれ人間の、ひとりひとりに関わったりしない。人間の一人としては、非常に気楽ではないか?(笑)

     スピノザの哲学では、神様だけでなく、個々人があれやこれやの欲望を持って生きることを肯定してくれる。人であれ、猫であれ、物であれ、自己の固有のあり方・方向性を維持するために努力することを当然のこととしている。

     キリストやイスラムの信者でなくとも、現代に生きていて、普通にスピノザに接すれば、ものすごく異端な思想であることがわかる。
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    諸パン

    Author:諸パン
     2011年初夏生まれの三毛猫マズルカ♀
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    体重 4.3 kg ('16.07.14)
    max 4.3 kg

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